葬儀をするためのホールとはなんでしょうか。

ホールでは葬儀とは関係ない話もたくさん飛び交っています。

葬儀の会場に着くともうご近所の方たちはホールに集まっていました。
いつもお世話になっていた歯医者さんのお通夜です。

お通夜が始まるのは6時からでしたが私は近所の仲の良い方たちと一緒に行ったので15分くらい前に受付の前にいました。
参列者は大変多く、受付は二つの大きなテーブルを使っていました。
一つは仕事關係の方たちの受付でもう一つは近所やプライベートの方たちの受付になっていてそちらには町会長さんや会計の役員の方たちが記帳の方たちを整理していました。
私たちの町会では役員さんが葬儀の受付をすることになっていて、役員さんお仕事の中でも責任重大な役目となっていました。
この役員さんの一人の方に私たちはちょっと違和感を持ちました。
やたら若い女性が座っているのです。

今まで見たことのない20代の女性です。

役員さんの一人のお嬢さまかと思い、一緒に行った近所の人に尋ねるとあの方はねと言葉を濁されました。
受付が終わり式場に入り椅子に座ると近所の方が続きを話してくれました。

あの若い女性は会計の方の奥様だというのです。

会計の方は確か50代です。

忘れもしません。その方の奥様は2年前に亡くなっていて、その時の葬儀は当時の町会長だった私の夫と私が受付を担当したのです。

葬儀の前後に打ち合わせでお会いしたご主人は意気消沈しておられ、受付を担当する私たちの目の前で涙をこぼしておられたのです。

あのご主人の2番目の奥様があんなに若いなんて30歳位の歳の差ではないでしょうか。このように葬儀の場では久しぶりに驚くようなご近所の情報を知ることができるのです。